新しいヤマトマネキンがはじまりました。

もっと強い企業をつくりたい。
どんな局面においても、お客様の期待を超える結果を出したり、その先にいる消費者の方々の気持ちの充足感に作用できるような。

ここ数年世の中のあらゆる場面でデジタル化が進行し、業界ごとの垣根を超えたボーダレスな産業構造が構築され、社会経済は大きな変革期を迎え、空間デザイン業界を取り巻く環境もドラスティックに変化しています。私たちヤマトマネキングループもこうした時代の大きな潮流に対応すべくグループが一丸となって新たな企業体制を整えることになりました。例えば、グループ各社を横断しながらもシンプルな組織構造で事業効率を最大化させ、スタッフのモチベーションを向上させ、案件ごとに大きなシナジー効果で地域経済へ還元できる体制にしたいと考えています。

変革の反面、守りたいものもあります。それは、コモディティ化の回避です。マネキン人形の製造メーカーとして創業以来、さまざまなディスプレイや空間デザインにおいて、見せることにこだわり、魅せることつながるクリエーションを展開してきました。そこには「データやロジックだけがイノベーティブな答えではない」という新しいクリエーションへの探究心があふれていました。洞察力を高め、ひらめきや試行錯誤を重ねながら「そんなユニークなアイディアがあったんだ」という発想レベルのマーケティングで新しいビジネスチャンスを開拓していく、この精神を忘れないように勤しんでいきます。

そして、ヤマトマネキングループはこれからも「人」とその環境を第一に考えます。「withコロナ」の時代が続いても、お客様の「人」としての思いに寄り添い、新しい価値の提供を常に追求します。同時に、私たちグループ内すべてのスタッフや協力会社の方々にとって、誇りに思えるような実績を残していけるよう努め、地域社会、日本全国、ひいては世界全体で持続可能な社会経済を共創できるよう事業変革を推進していきます。

株式会社ヤマトマネキン・ホールディングス
代表取締役社長

柴田兼吾